梅干しと夏。

まだまだ暑い日が続いています。

夏バテにも気を抜けないと思います。

そんな夏バテに梅干しが効果があると言われています。


梅干しはクエン酸を多く含む食品の代表格です。

梅干しはクエン酸の他に、リンゴ酸、コハク酸などを含んでいて、これらは夏バテの原因になる疲労を回復する効果が見られます。

また、梅干しの酸っぱさは、夏バテで胃腸の消化吸収が低下している時に、胃酸の分泌を促して食欲を増進してくれます。

暑さで汗を多くかくと汗と一緒に塩分も排出するので、梅干しは塩分を補う理想の食品と言えます。

また、梅干しには夏バテの解消をしてくれるだけでなく、食中毒を予防する働きもあります。

弁当やおにぎりに梅干を入れるのも、弁当やおにぎりの傷みを防ぐ効果があるからで、昔の人達も梅干の効果をしっかりと理解していたのでしょう。


梅干し1粒(約10g)の栄養素は

・クエン酸 約320㎎
・ナトリウム  約300㎎
・カリウム   約13㎎
・カルシウム  約2.5㎎
・マグネシウム 約1.5㎎
・鉄      約0.24㎎
・ナイアシン  約0.01㎎
・食塩     約0.76g

他にもありますがこのような栄養素が含まれています。
この中で夏バテに効果がある栄養素はクエン酸、カリウム、ナイアシンです。

クエン酸は食品に含まれる酸っぱいという酸味成分の1つとされていて、速攻性のある効果として食欲の増進です。

酸っぱさで唾液が過剰に分泌され、さらに胃液も出るので胃が活発に動くようになり食欲が増進します。

また、疲労や肥満の要因となる乳酸や脂肪を分解、燃焼してくれるので疲労回復の効果があるとされています。

クエン酸不足になると疲れがなかなか取れず、食欲もなくなるなどの夏バテ特有の症状が出てきます。

クエン酸の1日の摂取量の目安は2g~5gとされています。

1粒の梅干しにクエン酸は約320㎎(0.32g)も含まれているので、1日2~3粒食べて足りない分は他の食材で補えば大丈夫です。

十分な夏バテ対策をすることができ、梅干しが夏バテ対策に良いとされています。

カリウムはエネルギーを作り出すのに必要なミネラルの1つで、心臓や筋肉機能を調整したり、細胞内液の浸透圧が一定に保たれるように調整する働きがあります。

カリウム不足になると筋力が低下し、脱力感などの夏バテ特有の症状が出やすくなります。

ナイアシンは昔ビタミンB3とも呼ばれていた栄養素で、糖質や脂質といった栄養素を、エネルギーに変換するために必要な栄養素となっています。

食べた物を効率よくエネルギーに変えるためには必要な栄養素なので、夏バテ対策に効果がある栄養素です。


私自身はちょっと苦手な梅干しなのですが、上手に摂取して夏バテ対策にしていけたらと思いました。


らんか


月別 アーカイブ

特定医療法人 万成病院 病院のWEBサイトはこちら。